2020年7月
短納期でユニフォーム制作を頼みたい!早く作りたい場合の業者選びのコツを解説
ユニフォームは、基本的には大口の注文となりますし、特に既製品ではないフルオリジナルデザインでのユニフォームを業者で発注したいという人も多いことでしょう。しかし、そうした大口注文やフルオーダーには非常に長い時間がかかります。とはいうものの、イベント等の都合でどうしても緊急でユニフォームが必要になる場合も出てくるかもしれません。こんなときはどのようにすればよいのでしょうか。
今回は、ユニフォームをできる限り短納期で受け取れる業者選びや、発注のコツを解説します。
1.短納期でユニフォームを作るコツ① :最も時間が変わるのはプリント方法
ユニフォームの制作において最も時間を左右するのは、生地にほどこすプリント作業です。この作業が手の込んだものになればなるほど、費用は高くなりますし、納期も長くなります。しかし実際のところ、難しいプリント工法でも比較的安くやってくれる業者というのは存在します。
ただ、やはりできる限り短納期で受け取りたいということであれば、なるべく妥協して工数を減らすのが最大の近道です。これは業者の担当者との相談次第でもありますが、工数を削る際に最も有効となるのは「プリント方法を変えること」です。
安くて簡単に済むプリント工法としては「圧着プリント」や「転写プリント」があります。これはデザインやマーキングがシンプルであればあるほど有効な方法となり、特に急ぎの場合には安く簡単に制作が可能となるため、方法としてはぴったりといってもよいでしょう。
「圧着プリント」はシートを型抜きして文字やロゴを作り、ユニフォーム生地に高温と圧力をかけて接着させる方法です。圧着は高温と強力な圧力でシートをしっかり吸着させるぶん、経年劣化がすぐに現れ、長く使用しているとすぐに剥がれてきてしまいます。
「転写プリント」も似たような工法ですが、マークやロゴ、イラストなどをラバーシート(ゴム素材)にプリントし、そのシートを熱で圧着させ、ポリエステルを塗布することでポリエステル層を作り、そこに熱でプリントを圧着させる方法をいいます。
これらの工法を用いることでのメリットは価格が安く済むというのもそうですが、何よりも「納期が短く済む」ことが大きいといえます。なるべく早く受け取りたい場合は、仮に一時凌ぎでもいいのでこうしたシンプルゆえに簡単な方法を選ぶと間に合うかもしれません。
2.短納期でユニフォームを作るコツ② :なるべく業者の在庫や既製のものを組み合わせて発注する
数あるユニフォームデザインや生地の素材、襟と裾の長さの違いなどさまざまではありますが、ユニフォーム制作において大切なのは、なるべく豊富な素材を入荷して用意している業者のサービスを選ぶことで、完全オリジナルでなくても選択肢が多い状況で発注することです。
親切な業者の中には、あらかじめある程度のデザインの方向性を決めて商品セットとして出しておくことで、お客様側があまり悩まなくても済むようなシステムにまとめているところもあります。そうした業者を選べば、短納期希望で発注を焦ってしまっているところに、更に面倒なやりとりが起こらなくて済みますので、結果的に早く手元に届くことになります。
3.短納期でユニフォームを作るコツ③ :プロセスがシンプルな業者を選ぶのが最も安全!
先程のコツとも若干重なるものではありますが、何よりもプロセスがシンプルで済む業者を選ぶとよいでしょう。短納期でのやり取りでは業者だけでなくお客様も焦っている場合が多いといえます。
こうしたときに、プロセスを簡潔かつわかりやすくホームページにまとめてあり、簡潔なステップ数にまとめられている業者の場合だと、緊急時に最低限取るべき対応がすぐに頭に入ってきます。たとえば、「3ステップで簡単予約注文!」などとまとめてあったら、急ぎでも安心することでしょう。
そのため、お急ぎの場合の例外というわけではなく「普段から」、注文方法が簡潔な業者を選ぶのが正解といえます。
4.短納期でユニフォームを作るコツ④ :どうしても、という場合は個別に相談を!
いくら簡単なプリント方法であっても、安く早く済むシステムが整っていても、どうしてもある程度の日数はかかってしまうものです。特にチーム全員分の大口注文となると、平均的な納期では4週間、短くても1週間はかかってしまうでしょう。
そのようなどうしようもない場合は、個別に担当者に相談するのも手です。無理な作業は受けない、と断られてしまうこともありえます。しかし、たまたま予約にキャンセルが出た場合や、納期にズレが出た場合など、さまざまな事情から例外的に時間が作れるようになった業者がどこかにいることでしょう。
本来なら到底無理な相談でもこころよく引き受けてくれるプロも、少なくはあるでしょうが皆無ではありません。今後の取引のためにも今回だけは、と受けてくれる業者もいるかもしれません。なるべく可能性を信じて頭を下げてみましょう。そこから得られる活路があるかもしれません。
5.まとめ
以上、短納期でユニフォームを作りたい場合に頭に入れておくべきコツを中心に、対処法を一通り説明しました。緊急時にも慌てずに対処ができるよう、普段からステップを簡潔かつ少ない工程にしている業者であれば、こうした緊急時の対応も手馴れたものとなるはずです。
ユニフォーム制作を専門に請け負っている「イルマックス」では、普段からステップを簡潔に3つのステップとしてまとめています。「ウェアの種類をカテゴリから選び」+「数量を決めたら」+「電話で注文」でOKです。普段からこうしたシンプルな注文体制を整えているからこそ、急なご注文でも対応が可能です。
特急便もご用意していますので、お急ぎの際はぜひ一度ご相談ください。