日本のラグビー事情をおさらい!日本代表からリーグ、協会まで
2019年、日本開催のラグビーワールドカップにおいて、日本代表はチーム最高成績であるベスト8を勝ち取りました。これにより今、ラグビーが日本で注目を受けていますが、ワールドカップで初めて知った人の多くは、リーグや協会も含めた全体像を知らないことでしょう。
本記事ではワールドカップの日本代表だけでなく、リーグや協会などの観点から、現在の日本のラグビー事情を解説します。これを読めば全体像がつかめて、ラグビーを深く楽しめるでしょう。
1.日本ラグビーフットボール協会が試合やイベントを主催している
国内では、「日本ラグビーフットボール協会」が試合やイベントの主催を手がけています。同協会は1926年発足と長い歴史をもっています。それから4年後に日本代表チームがカナダへ初の海外遠征試合を行いました。
2003年には現在のラグビーのトップリーグが開始しました。日本代表メンバーの多くも普段はトップリーグにあるチームの一員として試合を行っています。2009年にはラグビーワールドカップの日本招致に成功し、2019年に大成功を収めました。
協会は日本代表やトップリーグの運営に限らず、中学・高校・大学などを対象とした全国大会も主催しています。日本国内におけるプロのラグビーに関連する試合やイベントのほとんどは、日本ラグビーフットボール協会の主導です。
協会の公式サイトではショップやSNSなどインターネットを使った活動も積極的に行っています。ほかにも日本全国でラグビーイベントを主催するなど、協会の活動はさまざまです。
2.ラグビー日本代表は男子の15人制だけではない
ラグビーの日本代表にもさまざまな形態があります。代表例が、2019年のワールドカップでベスト8に輝いた15人制男子の日本代表です。しかし、代表チームはこれだけではありません。
ナショナルチームには15人制の女子部門もあります。オリンピックでは男子・女子それぞれの7人制ラグビーという種目があり、日本でも各種チームを組んでメダルを争います。2020年のオリンピックでもラグビーは7人制なので、こちらにも注目しましょう。
日本代表の下には20歳前後の若手選手による構成の「ジュニアジャパン」が存在します。U20やU17などの年齢制限を設けたり、高校生だけで組む代表チームもあります。将来の代表候補を育成する「日本代表アカデミー」というプログラムも展開しています。
ラグビーではさまざまな形式の世界大会を開催しているため、日本国内でもそれぞれに対応したナショナルチームを組んでいます。加えて未来のスター選手育成のためにアカデミーなどの強化プログラムもあり、育成体制も本格的です。
3.国内におけるラグビーのリーグは?
日本国内のラグビートップリーグは1~5月開催です。現在は16チーム総当たりで行い、年間優勝チームを決めます。このフォーマットはプロ野球などと似ています。2020年はラグビーワールドカップ翌年でもあり、日本代表の経験者をはじめ多くのスター選手の勇姿を見るチャンスでもあります。
6~8月はトップリーグカップの開催です。1~5月のリーグ戦に参加した16チームに加え、8つのトップチャレンジリーグ参加チームが加わり、24チームで戦います。そのシーズンにおける国内ラグビーの集大成にもなる大会です。
トップリーグカップではワールドカップ同様「プール」という4つのグループに参加チームをわけて予選を行います。各プールの1位が勝ち抜け、決勝トーナメントを開催して優勝を決めます。そのシーズンのラグビー日本一を決める大会に注目しましょう。
4.ラグビーに関する主なイベントやSNS活動は?
日本ラグビーフットボール協会では、日本全国で多様なイベントを展開しています。公式サイトでは「ラグナビ」というコーナーを設けており、ラグビーの体験会や全国のラグビースクールの情報をチェックできます。
2018年からは全国のスクール連携により「全国一斉ラグビー体験会」も行なっており、競技の魅力を学べるチャンスが広まっています。
年少者や初心者向けにラグビーをアレンジしたスポーツである「タグラグビー」も展開しており、講習会も定期的に開催中です。ラグビーの雰囲気を体験したいなら、タグラグビーから始めてもよいでしょう。
公式ホームページのオンラインショップでは日本代表グッズをはじめ、さまざまなラグビー関連商品を見られます。YouTubeやTwitter、FacebookとSNSも積極的に活用しており、ナショナルチームやトップリーグチームを中心にラグビー界の近況や魅力を日々発信しています。
5.まとめ
国内では日本ラグビーフットボール協会の主導により、さまざまな試合やイベントを開催したり、SNSなどで積極的な情報発信を行ったりしています。日本代表もワールドカップで話題になった男子15人制に限らず、女子や若手部門などさまざまなチームが活躍中です。
今回の記事をきっかけにラグビーに深い興味を持ったなら、トップリーグをはじめ国内の試合を確かめてみるとよいでしょう。
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