2022年2月
バレーボールユニフォームのチームオーダーに大切なポイントや注意点を解説
「チームのためにバレーボールのユニフォームを用意してあげたい」とお考えの方もいるかもしれません。その場合はユニフォームの規定や選び方、オリジナルデザインの注文方法を心得ておきましょう。
本記事ではバレーボールのユニフォームをチームオーダーする際の、正しい選び方や注意点を紹介します。これを読めば、選手が喜ぶユニフォームを手に入れるためのヒントがわかります。
1.バレーボールユニフォームのデザイン規定は?
バレーボールユニフォームをチームオーダーする前に、公式試合でのデザイン規定を確かめる必要があります。
ユニフォームの種類はシャツとショーツが基本ですが、6人制であればソックスも対象内なので、統一デザインを用意しておきましょう。バレーボールではウェアのメインカラーが全体の65%を占めている必要があります。相手とメインカラーがかぶった場合に備えて、サブのユニフォームの準備も考えましょう。
守備をメインとしたリベロポジションのプレイヤーは、ほかのメンバーと区別できるように、別の色を着るというルールもあります。
ユニフォームには半袖と長袖の2タイプがありますが、大会規定で袖の長さの統一を定めるケースも多いので、それに従うことが望ましいといえます。ソックスの長さも同じにする必要があるので注意しましょう。
2.ロゴやマーク、番号にも気をかおう
バレーボールではユニフォームにつけるロゴやマーク、番号にも細かい規則があります。
2-1.ロゴやマーク
ユニフォームの胸や背中の部分には、正式なチームネームやシンボルマークを入れられます。ユニフォームはチームを象徴するアイテムなので、こだわりのロゴマークを見やすいようにつけるとよいでしょう。
JVA(日本バレーボール協会)が公認しているユニフォームメーカーのロゴなら、シャツとショーツに1か所までつけられます。ソックスの左右内側それぞれにもメーカーロゴをあしらえます。
ユニフォームにはチームが所属する都道府県名を示せるというルールもあります。
2-2.番号とその周辺
バレーボールのユニフォームには、選手を見分けるための番号も大切です。番号はユニフォーム前方の、中央と背中の中央より少し上の部分につけます。ウェアと別系色で見やすく表示したいところですが、大きさの決まりが大会によって異なります。自身のチームが出場する公式戦のルールで、番号のサイズをチェックしておきましょう。
選手名は背中の番号部分の上に、アルファベット横書きで表示できます。選手名をつけること自体は義務ではありませんが、用いるなら全員分という定めはあります。選手名の文字の高さも6~8cmと決まっています。
チームキャプテンの場合は、前側の番号の下にハイフン(-)のような特有のマークを示す必要があります。
3.ユニフォームを選ぶポイントは?
選手が動きやすいようにバレーボールユニフォームの素材やサイズも重要です。この章では適切なユニフォーム選びのポイントをふたつ紹介します。
3-1.素材はポリエステルがおすすめ
バレーボールのユニフォームの素材はポリエステルがおすすめです。ウェア自体が軽量であり、タフな生地であるため激しい動きを繰り返しても破れたりすることなく、運動量が多くても汗を吸収してくれるからです。
バレーボールではプレー中の転倒も多いため、特に生地の耐久性はポイントでしょう。短期間で破れないように長持ちする素材を選びたいところです。
3-2.伸縮性があってジャストサイズを選ぼう
バレーボールのユニフォームは伸縮性に優れた生地と、選手それぞれにジャストサイズであることが大切です。ジャンプやスライディングでユニフォームがズレると動きづらくて体に余計な負担がかかります。選手それぞれの体格に合わせてサイズを選びわけましょう。
特にサイズに関しては、ジャストであれば選手の見栄えもよくなるでしょう。シャツだけでなくパンツに関しても腰に挟んだタオルが落ちないようにするため、大きすぎるウエストを選ばないよう配慮が必要です。
JASPO規格により、ユニフォームのサイズは身長、チェスト、ウエストの3つの項目を設け、それぞれの条件に合わせてサイズが細かくわかれています。選手の体格を事前に聞き出し、各自にフィットしたサイズが選べるよう準備しましょう。
4.カスタムデザインでオンリーワンのユニフォームを作ろう
バレーボールのユニフォームを頼める店では、デザインのカスタマイズを扱うところが多くあります。店によってはまっさらな状態から注文者自身がメインカラー、柄、ロゴや番号の配置を決められます。
ユニフォームのカスタムデザインを行うなら、選手や関係者にその旨を伝えておき、希望があれば聞き出しておきましょう。オーダー内容が決まったらSNSなどで想定デザインを見せるなどの近況報告も大切です。
充分なコミュニケーションがチームの喜ぶデザインを作り上げるポイントです。自身だけでなくチームのイメージや意見も取り入れながら、オンリーワンのユニフォームを完成させましょう。
5.まとめ
バレーボールのユニフォームは大会規定を守りつつ、チームのイメージやメンバーの意見を取り入れながらカスタマイズを行うことが大切です。チームがひとつになるためには、ユニフォームのデザインも重要なので、適度なコミュニケーションを取りながら仕上げていきましょう。